2010年05月20日

新型インフル感染1年 消えぬ心のつめ跡 (産経新聞)

 新型インフルエンザの国内初感染者が神戸市で確認されてから、16日で丸1年となる。国の行動計画は「強毒型」を想定していたため、兵庫県、神戸市はパニックと風評被害の中、学校の臨時休校や施設の閉鎖など、さまざまな感染防止に向けた対応を迫られた。結果的に被害は予想を大幅に下回ったが、初の感染者が確認された県立高校では今も複数の生徒が心のケアを受けるなど、“インフルショック”のつめ跡は消えない。

 ■卒業まで終わらない

 「今も、心に傷を抱えている生徒がいる。1年たっても、『終わった』とはとても思えない」

 当時3年の男子生徒が初の国内感染者とされた県立神戸高校(神戸市灘区)の岡野幸弘校長(58)は、硬い表情を崩さずに語った。

 感染した生徒たちはカメラの放列の中、防護服姿の職員によって病院へ運ばれた。岡野校長は「『自分はバイキンか』とショックを受けたり、『自分のせいで学校が止まってしまった』と自分を責める生徒もいた。当時の生徒たち全員が無事卒業するまでは終わらない」と強調した。

 神戸高校の翌日、生徒の感染が確認された県立兵庫高校(同市長田区)では昨年来、校舎内10カ所に設置した消毒液での感染予防が習慣となった。

 今月14日朝、江本博明校長(59)は全生徒に「私たちは騒動を乗り越えたが、克服したのではない。いつ健康や命を脅かす事態が発生しないともかぎらない」と引き続き注意を呼びかけた。

 「たとえ強毒性のインフルエンザが発生しても、助け合い、知恵で工夫できる兵庫高校である限り、乗り越えられると信じている」

 ■「過剰反応、反省材料に」

 厚労省によると、この1年間で日本では約2068万人が新型インフルエンザに感染、198人が死亡した。通常の季節性インフルに毎年約1千万人が感染し、1万人が死亡するとされるのに比べると、被害は明らかに少ない。

 神戸市の矢田立郎市長は「思い返すのも嫌」と1年前を渋い顔で振り返った。「過剰反応だったと言わざるを得ない。経験を反省材料に、日本全体でとらえ方を考えるべきだ」。兵庫県の井戸敏三知事も「あの経験を踏まえ独自の対応計画は作ったが、今後は、強毒型の場合にきちんと運用できるか検証が必要」と強調した。想定と現実の大きなギャップが、そのまま混乱の大きさを象徴する。

 ■ 団結して乗り越える

 だが、新型インフルの混乱は今も続く。

 製造が遅れたワクチンが供給され始めたのは昨年10月下旬。感染の中心となった小中高校生に届くころにはピークが過ぎており、医療機関は現在、大量の在庫を抱えている。

 神戸市保健福祉局予防衛生課の担当者は「発生直後から今まで、国の方針のブレのあらゆるつけが、最前線に立たされた市町村にきている」とこぼす。

 「阪神大震災以来の危機」ともいわれた神戸の新型インフル騒動では、主要産業の観光も大きな被害を受けた。

 キャンセル客が約2万人、損害は4億円にのぼったという有馬温泉では、初感染確認直後から、観光客を取り戻そうと「清潔・安心」PRの清掃活動や、旅館福袋など知恵を絞ったキャンペーンを展開。

 有馬温泉観光協会の當谷正幸会長は「昨年秋までには客足を取り戻せた。苦楽はみんなで乗り越えるんだという連帯感が、一層強くなった」と胸を張る。

 17日には「LOVE有馬クリーンアップ」と銘打ち、一般客も巻き込んだ日帰り入浴付きの清掃イベントを実施する。當谷会長は「どんな危機にも揺るがないブランドを、みんなで作り上げていきたい」と話した。

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2010年05月12日

<強盗>「すき家」に2人組 数十万奪い逃走 山梨・都留(毎日新聞)

 12日午前2時10分ごろ、山梨県都留市田野倉の牛丼チェーン店「すき家139号都留田野倉店」に2人組の男が押し入り、女性店員にナイフのような刃物を突きつけ「金を出せ」と脅し、レジから売上金数十万円を奪い乗用車で逃げた。県警大月署は強盗事件とみて調べている。同店では1月11日未明にも男2人組が現金114万円を奪う強盗事件が発生、手口や犯人の服装などが似ており、同署は関連も調べる。

 同署によると、男はいずれも黒のジャンパーに黒のズボン、サングラスにマスク姿。身長170〜180センチと約160センチだった。店内には当時、女性店員しかおらず、けが人はなかった。【春増翔太】

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2010年04月27日

普天間移設 首相、現行案を否定(毎日新聞)

 鳩山由紀夫首相は24日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡り、キャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)に移設する現行案について「現行案が受け入れられるというような話はあってはならない」と述べ、明確に否定した。群馬県大泉町内で記者団に語った。

 首相の発言は、同日付の米ワシントン・ポスト紙(電子版)が「岡田克也外相とルース駐日米大使が23日に東京都内の在日米大使館で会談し、現行案をおおむね受け入れると伝えた」と報じたことを受けたもの。

 首相は岡田氏がルース氏と会談したことは認めながらも、現行案に関しては「辺野古の海が埋め立てられることは自然に対する冒とくだ。あそこに立った人は皆、あの海が埋め立てられたらたまったもんじゃないと感じたと思う」と強調した。

 ◇外相と防衛相は微修正に含み

 これに対し、岡田氏と北沢俊美防衛相は、米紙報道はそろって否定したものの、現行案微修正を含めた辺野古移設には含みを残す違いを見せた。

 岡田氏は24日、長崎県佐世保市内で記者団に、「首相が言っておられるように(現行案おおむね受け入れを表明したとの)事実はない」と否定。ただ、現行案に対する自身の考えを問われると「ゼロベースで議論している。それ以上に申し上げることはない」と述べるにとどめ、ルース氏との会談内容も明らかにしなかった。

 また北沢氏は同日、長野市内で記者団に「現行案へ戻るということはあり得ない」と述べた。一方で「どこまでが修正かということがあるから(岡田、ルース両氏の会談の)中身をしっかり聞かなければいけない」とも述べ、現行案の微修正に含みを持たせた。

 政府は、鳩山首相が「県外移設」に強くこだわったことから、鹿児島県・徳之島への普天間移設を検討してきた。ただ全面移設は想定しておらず防衛省は普天間ヘリ部隊の大部分を徳之島に、一部をキャンプ・シュワブ陸上部(沖縄県名護市)に移転する案を軸に米側と水面下で折衝してきた。しかし、米側は沖縄と徳之島の間の距離が遠いことを理由に分散移転には難色を示している。首相と岡田、北沢両氏の発言の食い違いは、首相が昨年の衆院選で事実上公約した「県外移設」が現実の壁にぶつかり、行き詰まっている実情を浮き彫りにしたと言える。

 普天間飛行場の国外・県外移設を求める沖縄県民大会の前日に降ってわいた「現行案受け入れ」報道。「県内移設反対」を訴える県民感情が強まるのは必至だ。岡田氏は「重要な大会を控えて、極めて遺憾だ」と語った。【吉永康朗、仙石恭、笈田直樹】

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